部屋を広く感じさせるポイントは壁の明るさ。
壁いっぱいに暗い色の家具があると圧迫感になり、その部屋が狭くなってしまいます。
つまり、部屋を広く見せるためには壁と同色の家具を置くといいということ。
これについては背の高い大きな家具全般について言えることでしょう。
とはいえ壁の色や間取りはそれぞれの家によって異なるもの。
ですから、家具のカラーバリエーションが、良質なオーダー家具業者を選ぶ際のカギとなってくるのです。
やはり、色を反映させるには、その色や家具の素材との相性も関係あるんです。
では、家具の表面部材として適した素材にはどんなものがあるのでしょうか?
一般的に使用されることが多い素材をピックアップして紹介しています。
天然木そのものを天然乾燥、もしくは人工乾燥をした素材。摩擦強度が高く、自然の風合いの良さがあります。高湿度の環境下の場合、乾燥などの問題が起こりやすいため、多くのムク材家具は急激な乾燥を防ぐため樹脂塗装でコーティングされています。そのため表面の肌触りは化粧板と同じものになってしまうため、テーブルなど木の肌触りを大切にしたい場合、オイル仕上げを施す必要があります。材原価も高く、加工の手間も多いため製品価格は最も高くなります。
ポリエステル系の合成樹脂で表面を加工したポリエステル合板は、単色、木目柄、石目柄など多くの色柄ができ、また一般的にコスト面で優れています。キッチン、リビング、玄関など多くの収納家具に使われています。特に室内扉や収納本体に最適な素材です。
木目柄などを印刷した紙(チタン紙など)を合板の表面に貼り付け、表面をポリエステル樹脂で塗装したもの。燃やしてもダイオキシンを発生させない非塩化ビニール系合板です。単色、木目柄があります。
表面の化粧紙をメラミン樹脂と芯材層の丈夫な紙にフェノール樹脂をしみ込ませ、これらを何枚も重ねて圧着させた合板。硬度が高く、耐水性、耐熱性に優れており、また汚れも染み込みにくいため、家具ではテーブルの天板などに使用されることが多いです。色柄はポリエステル合板同様、様々なものがあります。
木材を薄く加工して合板に張り合わせたもの。天然の木材のため、印刷した紙やシートにはない自然な木目柄になります。木材をそのまま使用したムク材と比較すると、経年変化による反りなどが発生しづらいのが特徴。扱いも簡単です。湿度の高い日本の環境に適した素材と言えるでしょう。高価な木材を使っても低いコストで家具を製作できます。